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医療費控除について

医療費控除について

医療費控除とは、一年間に自分自身や家族のために支払った医療費が10万円以上だった場合に
確定申告をすると、一定の所得控除を受ける事ができます。
この制度を利用することで、医療費の負担を軽くすることができます。

医療費控除の対象となる医療費の要件

  • その年の1月1日∼12月31日までに支払った医療費であること
  • 自分自身または自分と生計を一にする配偶者やその他の親族のために支払った医療費であること
  • 10万円以上の医療費であること

●医療費の対象は?
医科および歯科受診の保険治療費・保険外治療費および、交通費が対象となります。
インプラント治療の自費診療も控除の対象となります。
●手続きの仕方は?
医療費控除を利用するには、確定申告が必要です。
確定申告は毎年2月中旬∼3月下旬に行われます。

医療費控除に対する減税額パーセント(所得税+住民税)

医療費控除前の所得税 税率が減少する額
200万円以下 医療費控除額の15%
330万円以下 医療費控除額の20%
700万円以下 医療費控除額の30%
900万円以下 医療費控除額の33%
1800万円以下 医療費控除額の43%
1800万円超 医療費控除額の50%
課税総所得金額 一年間で支払った医療費の総額
(保険金などで補填される金額がない場合)
30万円 100万円 200万円
軽減される税額
150万円 30,900円 135,900円 225,000円
300万円 40,000円 180,000円 337,500円
500万円 60,000円 270,000円 550,000円
800万円 66,000円 297,000円 601,500円
1,000万円 86,000円 387,000円 727,000円
2,000万円 100,000円 450,000円 950,000円
モデルケース

●モデルケース

Aさん家族(課税所得金額800万円)医療費100万円の場合
(医療費100万円-入院給付金4万円)-(10万円)
医療費控除額86万円×税率33%
軽減される税額≒28万3千円(住民税含む)

実際の患者様の負担額は
100万円-28万3千円=71万7千円
(医療費) (軽減される税額) (負担額)
妻の入院費分の負担が減ります!
 

※高額医療費との違い
高額医療費とは、健康保険又は国民健康保険で病気・ケガ等で病院にかかり医療費が一定を超えた分について
請求すると、支給が受けられる制度です。
詳しくは加入されている健康保険組合にお問い合わせください。